正義病 II ── 経営の座から
part1 で「正義病」を経て寛解と共生に至った資材審査員は、いま経営の座にいる。裁く側から全体を背負う側へ、局所から全体へ ── 視点が反転したとき、寛解で得たグレーの認識と自己監視は、権力と全体責任の下で改めて試される。昇進、全体最適の重荷、数字の論理、トレードオフの孤独、部下の正義病、経営の正論という新しい再発、権力とメタ認知、守るべきもの、架橋、そして経営者の日々是好日へ。続編・全 10 回。
01
昇進 ── 裁く側から、背負う側へ
辞令を受け取った日、その審査員はまだ「止める人」のつもりでいた。
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02
全体最適という重荷 ──「止める」では済まない
資材審査員だったころ、「止める」ことが仕事の核心だった。
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03
数字の論理 ── P&L という新しい言語
経営者になって最初の四半期、その人物は数字が人を動かす論理を初めて「作る側」として体験した。
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04
トレードオフの孤独 ── 白黒で裁けない決断
経営者になって初めて気づいたことがある。
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05
部下の正義病 ── かつての自分を見る
部門長になって四ヶ月目のある午後、その人物は一枚の報告書を読んでいた。
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06
新しい正義病 ── 経営の正論という罠
かつて自分は、ルールという正義に取り憑かれた。
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07
権力とメタ認知 ── 誰も止めてくれない
審査員だった頃、自分を止めてくれる人がいた。
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08
守るべきものは何か ── ルールの背後の目的、再び
資材審査員として「正義病」を経験し、寛解に至ったとき、ひとつの問いが残った。
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09
架橋する ── 審査と経営の通訳になる
ある月次会議で、それははっきり見えた。
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10
経営者の日々是好日 ── 完治なき自己監視 (最終回)
コラムとは、今日という日を丸ごと引き受けるという禅の構えだ。
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続編・全 10 回構成。物語仕立て。正義病(第1部)の続き。
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