AI Medical── 医療・製薬の現場で AI が動き出す、実装と一風変わった応用の 全 10 回
医療 AI は「画像診断」だけの話ではなくなりました。Real World Evidence から因果を見出す、KOL の仮想ペルソナで反応を事前シミュレートする、Federated Learning でデータを動かさず学習する ── 本シリーズは、教科書に載っていない実装例も含めて、医療と製薬の現場で AI が動き出す姿を 10 回で扱います。
全体像
01
医療AIの現在 ── 全体像と、誇大の切り分け
「医療AI」を診断支援・予測・業務支援の3類型に分解し、実装の現在地とプログラム医療機器(SaMD)規制、安全性の考え方を整理。どこまでが実装済みで、どこからが薬機法上の誇大(第…
全体像02
臨床判断支援(CDSS) ── 助けるが、代替しない
CDSS(臨床判断支援システム)は医師の判断をどこまで助けられるのか。行動を変える証拠はあっても結果改善の証拠は限定的という現在地、警告を増やすほど効かなくなるアラート疲れ、そし…
全体像実装編 ── 一風変わった応用
03
画像診断AI ── 読影支援の実力と落とし穴
胸部X線からCT・内視鏡・病理まで、医療で最も実装が進んだ画像診断AI。感度と特異度の両立しにくさ、偽陰性(見逃し)の重み、承認された使用目的と現場運用の落差、automatio…
応用04
電子カルテとAI ── 記録・要約・音声入力
電子カルテに AI が入ると、医師は画面から顔を上げられる。だが動かせない三つの条件がある ── 自動要約が事実とずれないこと、誰がいつ何を変えたかの監査証跡が残ること、PHI(…
応用05
創薬AI ── 探索から臨床までのAI
新薬は 10〜15 年・約 25 億ドル・臨床からの承認確率わずか 13〜14%。創薬 AI は標的探索・化合物設計・治験にどう効くのか。AlphaFold が変えたもの、AI …
応用06
PMDAとAI医療機器 ── 承認と規制の実務
AI 医療機器はプログラム医療機器(SaMD)としてリスクで分類され、PMDA審査を経て承認される。学習し続けるAIには変更計画確認手続(IDATEN)が応え、市販後はデータドリ…
応用07
AI医療の倫理 ── 公平性・説明可能性・同意
AI医療の倫理を、公平性・説明可能性・同意・責任の4軸で整理。学習データのバイアス、ブラックボックス問題、インフォームドコンセント、責任分配、公平性の設計、患者の視点、そしてWM…
応用データ・画像・規制
08
医師のAIリテラシー ── 使いこなす側の力
AIが診断支援や文献要約に入り込むほど、問われるのは道具の性能でなく使う医師のリテラシーです。何を知るべきか、限界の理解、検証の習慣、患者への説明、教育設計を、規制の柵とともに具…
基盤09
製薬企業のAI戦略 ── R&Dから商用まで
創薬・臨床開発・製造・薬事・商用というバリューチェーン各段で、AIの使い方は正反対になります。研究段は「もっともらしさ」を広げてよいが、承認範囲を守る商用段では同じ性質が誇大・承…
基盤10
医療 AI の将来像 ── 5-10 年の見通しと原則
医療 AI はこれから 5-10 年で「試す技術」から「日々使う技術」へ。技術トレンド・患者中心・規制の進化・人の役割の四つの軸で確度の高い見通しを示し、患者の利益、根拠の明示、…
基盤— 各回の解説は、検証を通過したものから順次このページ上で公開予定 —
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