AIとがん研究(トップジャーナル) ── 前立腺がん ── 2026-09-30
前立腺がん 2 本。筆頭: 臨床的低リスク前立腺癌の急速進行を同定するマルチオミクス機械学習シグネチャー
インパクトファクター 10 以上の医学誌・腫瘍学誌・総合誌(26 誌)のホームページから、がんと AI に関わる新しい論文を集め、Jev(言葉の判断をする AI)が「原著研究か」「AI が中心か」「6 つのテーマのどれか」「治療・治験に関わるか」を判定して選んだ一覧です。紹介文は各論文の抄録だけから書いています。効果や安全性を断定するものではありません。
前立腺がんの治療・治験とAI
- A novel multiomics machine learning signature identifies rapid progression in clinically low risk prostate cancer.
TCGA-PRAD 498例のコピー数変化・エピゲノム・トランスクリプトームを統合した機械学習解析でZNF268を同定した。共発現ネットワークの再配線を数値化したRewiring Scoreは無増悪生存(HR 2.79)および外部2コホートの生化学的再発と関連した。薬剤感受性は計算上の予測である。
- Multimodal artificial intelligence prediction of abiraterone efficacy in two STAMPEDE phase III trials of nonmetastatic very high-risk prostate cancer☆
既に予後バイオマーカーとして検証されているデジタル病理のマルチモーダルAI(MMAI)モデルについて、非転移性で臨床的に非常に高リスクの前立腺癌におけるアビラテロン上乗せの効果予測能を、STAMPEDEの第III相2試験で評価した研究である。提示された抄録に結果の記載はない。
選び方: ①誌の RSS から集める ②論説・訂正、がん/AI の語が無いものを機械で落とす ③Jev が 4 点を判定(原著研究 0.6 以上・AI 0.6 以上・6 テーマのどれか・疾患のテーマは治療/治験 0.5 以上)。腺様嚢胞癌は希少がんで AI の論文がほとんど無いため、AI を条件にしていません。Jev が判定できないものは載せません。