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Yahoo!ニュース · 11/04 02:01 UTC

シーディーアイ(東京都中央区)は2026年10月27日、ケアマネジャー向けのAIケアマネジメント支援ツール「SOIN(そわん)」に、新機能「ケアプラン見直」を追加した。
介護サービスの計画を立てるケアマネジャー向けに、株式会社シーディーアイ(CDI、東京都中央区)が支援ツール「SOIN(そわん)」へ新機能「ケアプラン見直しナビ」を加えました。2026年10月27日の発表で、日々の記録を読み取って、計画を見直したほうがよさそうな利用者をAIが挙げ、その理由となった記録も一緒に示す仕組みです。会議の録音から議事録をつくる機能も、あわせて改良されました。
中心となるのは三つの働きです。一つ目は、前回のケアプラン作成のあとに退院、救急搬送、要介護度の区分変更といった記録がある利用者を、ホーム画面の「やること」欄と利用者一覧に表示することです。ケアプランと第1表で要介護度の記載が食い違っている場合も表示され、確認を促します。
二つ目は、利用者ごとに、前回の目標の達成状況、期間中の主な変化、次のプランに向けた留意点を1画面にまとめることです。前回のプランのうち直すことを考えたほうがよい箇所は、項目ごとに候補として並びます。
三つ目は、提案のそれぞれに、根拠になった記録の日付と記載の抜粋を付けることです。
高齢者が介護保険のサービスを使うとき、ケアマネジャーは心身の状態や暮らしぶりをもとにケアプランをつくり、状態が変われば見直します。退院や救急搬送、区分変更があった場合は、プランが実情に合わなくなっている可能性があるため、早めの見直しが望まれます。
ただ、見直しが要るかどうかを判断するには、前回以降の支援経過やモニタリング、サービス担当者会議の記録などを読み返し、プランと突き合わせなければなりません。CDIは、担当する利用者が多いほど負担が重く、変化に気づく時期も担当者の経験や記憶に左右されやすいと説明しています。
生成AIが事実と異なる内容を出してしまう現象は、ハルシネーションと呼ばれます。CDIは、記録の中に根拠を確認できない提案は表示しない設計にして、誤った内容がプランに入り込むおそれを抑えたとしています。
提案はあくまで見直しを考えるきっかけで、最終的な判断はケアマネジャーが行うという位置づけです。「今回は見送る」を選ぶと、同じ通知は30日間出ません。その間に新しい出来事が記録されれば、再び通知されます。
原文からは、導入の件数や費用、現場での効果の検証結果は分かりません。実際にどれだけ負担が減り、見落としが防げるのかは、使われていく中で見えてくるものと考えられます。
根拠の記録を示す方式が、確認の手間を増やさずに信頼につながるかも、現場の受け止めを見たい点です。
AIが挙げた見直しの合図を、ケアマネジャーはどこまで頼ってよいのだろうか。