今日の AI ── 日本と世界 · 2026-10-23
総務省がAI時代の通信データ保護を検討、大企業は内製と国産AIへ
毎日 現地時間 06:00 に公開 (Asia/Tokyo)
日本の AI
今回の中心は、総務省が始めた通信データ保護の検討です。AIの高度化を受けて、通信事業者のデータ保護を「事後対応中心」の制度から見直す方向です。各紙が同じ動きを伝えました。
政府は首相官邸でAI・デジタル改革推進会議も開きました。国の側で、AIの制度づくりが続いていることがわかります。
企業では、荏原製作所が生成AIの内製開発の歩みを振り返りました。鴻池運輸は社内IT開発に生成AIを使います。あいおいニッセイ同和は、機密を守る学習技術を提供して国産AIの開発に進みます。
政府・政策・規制
総務省は、相次ぐ通信の情報流出とAIの高度化を受け、通信データ保護の検討会を始めました。事後対応が中心だった制度を見直す議論です。首相官邸ではAI・デジタル改革推進会議も開かれました。
- 総務省がフロンティアAI時代の通信データ保護で検討会、「事後対応中心」の制度見直しへ ビジネスネットワーク · 10-22 16:08
- AI・デジタル改革推進会議 首相官邸 · 10-22 19:18
産業・企業
あいおいニッセイ同和は機密保護の学習技術を提供し、国産AIの開発に進みます。荏原製作所は2名体制から始めた内製開発をAIエージェント構築まで進めました。鴻池運輸は社内IT開発に、別の企業は設備図面からの見積情報の抽出に生成AIを使います。この見積用アプリは2026年10月から実業務に適用されます。
- あいおいニッセイ同和が国産AI開発へ 機密保護の学習技術を提供 PlusWeb3 · 10-22 18:00
- 荏原製作所の生成AI「内製開発」の歩み 2名体制でのスタートからAIエージェント構築までを振り返る EnterpriseZine · 10-22 10:45
- 鴻池運輸、生成AIで社内IT開発を効率化 LOGISTICS TODAY · 10-22 18:05
- 設備図面から見積情報を抽出するAI活用アプリを開発 2026年10月から実業務に適用:製造ITニュース MONOist · 10-22 10:00
経済・金融
警備や点検を担う国産AIロボットのugoが、みずほ銀行などから10億円のデットファイナンスを調達しました。
- 警備や点検を担う国産AIロボットのugo、みずほ銀行などからデットファイナンスで10億円を調達 BRIDGE(ブリッジ) · 10-22 09:24
仕事と社会
生成AIを使う就活生の77%が応募判断でAIの回答を参考にし、内定承諾でも69%が参考にしています。企業向けには、情報流出を送信前に防ぐ導入サービスや、AI資格の研修、中小企業の導入支援が出ています。展示会ではAIチャットボットによる案内も始まります。
- 生成AIを利用する就活生の77%が応募判断でAI回答を参考。内定承諾でも69% AIsmiley · 10-22 16:17
- MugendAI、生成AI経由の個人情報・機密情報の流出を送信前に食い止める「QEV導入サービス」の企業向け提供を開始 valuepress · 10-22 08:00
- 業務活用のためのAI資格『AI業務支援士』養成研修に「Copilot特化コース」が登場 ニコニコニュース · 10-22 21:45
- 【プレスリリース】BIZNOVA、AIを活用した業務効率化コンサルティングを推進——中小企業・個人事業主のAI導入から実務定着までを支援 Newscast.jp · 10-22 13:10
- 「国際画像機器展2026」に生成AIチャットボット「HelpNAVi」導入決定!製造現場の技術課題から出展企業・製品を探せるAI案内を実現|Infoseekニュース Infoseek · 10-23 01:10
今後の注目
- 総務省の検討会が、事後対応中心の制度をどう見直すのかが注目点です。国産AIの開発や企業の内製開発が、機密保護とどう両立するのかも見ていきます。
世界の AI
創薬の主導権とAIの人への浸透
OpenAIによるOrchestra Bioの買収、AstellasとAI Proteinsの4億ドル規模の契約、クアルコムの人員削減とAIデータセンターへの軸足の移動。この半日に並んだ報道は、AIが研究、設備、人員配分のそれぞれで、資金の動く先を決めつつあることを示している。一方で、米国人の恐怖を並べた記事ではAIへの不安がトップ10に入り、デューク大学は認知症向けAIの臨床導入を進めている。技術がどこまで正確になったかという尺度だけでは、この並びを説明できない。導入の成否を分けるのは、組織がAIをどう位置づけ、人がそれをどう受け止めるかへ移っている。以下の各節で、その移り変わりを個々の報道から確かめていく。
OpenAIがAI創薬スタートアップのOrchestra Bioを買収した。CHOSUNBIZは、この買収を「AI主導の創薬を加速」する動きとして報じ、別の記事でも新薬開発の加速を見出しに掲げた。ビジネス+ITは、この買収をAnthropicやGoogleとの競争が激化する中での出来事として伝えている。AI企業が創薬に踏み込む手段として、自前の研究開発ではなくスタートアップの買収が選ばれたわけだ。創薬向けAIの評価は、モデルの性能比較だけでは足りなくなった。どの企業が有力な創薬チームと技術を手元に置いたかも、判断の材料に加わる。
- ジェイミー・ダイモンが経済、「粘り強い」インフレ、AI支出について語る WSJ
- isolved は AI エージェントを人材と並んで組織図に配置し、労働力資本管理を推進 Yahoo Finance
- 米国人の恐怖トップ10にAIへの不安が入る La Voce di New York
- デューク大、認知症向けAIの臨床導入を促す取り組み News-Medical
- AI技能を磨き収益化も学べる35ドルの講座セット Mashable
- 国立美術館、AIと文化めぐる国際対話に参加 AzerNews
- HIV治療薬の闇市場で製薬幹部に有罪判決、AIが心エコー診断の精度向上 朝の医療ニュース Medical Economics
- EU資金のBIOCRAFT、AIで気候変動に強いジャガイモとコメを開発 SeedWorld
どの項目も元の記事へリンクしています。地域の分析はこの頁に並べた見出しだけを材料にしています。世界の段は当サイトの AI ハイライトから採っています。