AIと海外情勢 最新ニュース ・ 🇮🇳 インド・南アジア
WWD · 11/04 17:17 UTC

Dick's Sporting Goodsが、AIに特化した技術革新拠点をインドのベンガルールに設けた。同市は「インドのシリコンバレー」とされる。
スポーツ用品大手のDick's Sporting Goodsが、AIに力を入れる技術拠点をインド南部のベンガルールに置きました。同社のデジタル事業を伸ばすための動きとして、業界メディアが伝えています。
拠点の存在が明らかになったのは、現地法人DKS Sportsでマネージング・ディレクターを務めるカウシク・ダス氏のLinkedIn投稿です。ダス氏はこの中で、データとAIによる変革を加速させる「AIネイティブなグローバル・ケイパビリティ・センター」を築くことに集中していると述べました。
ケイパビリティ・センターとは、企業が海外に置く機能拠点のことです。ここでは、同社の技術やデータ分析を担う場になるとみられます。
ダス氏がDick'sに加わったのは7月です。それ以前は、Catalyst Brands IndiaとJCPenneyでマネージング・ディレクターを務めており、どちらもベンガルールでの役職でした。米国の小売企業のインド拠点を率いてきた経歴を持つ人物が、今回の拠点を担うことになります。
記事は、ベンガルールを「インドのシリコンバレー」と考えられている地域として紹介しています。IT企業や技術人材が集まる街に拠点を置くことで、AI開発の体制を整えやすくする狙いがあると読めます。ただし、この点は記事の内容から私が推測した見方です。
拠点の規模、採用人数、投資額、稼働の時期は、いま確認できる本文には出てきません。取り組みの具体像は分かっていません。
小売業では、在庫管理や接客、販売予測などでAI活用が広がっています。今回の拠点が実際にどの業務を担い、同社のデジタル事業の成果にどうつながるのかが、今後の注目点になりそうです。
小売企業が海外にAI拠点を置くことは、私たちの買い物をどう変えるでしょうか。