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参加するスタートアップは、MicrosoftとNvidiaから技術指導や商業面の助言を受けられる。見込み顧客や提携先との接点も得られる。
MicrosoftとNvidiaが、英国とアイルランドのソフトウェア企業を対象にした支援プログラム「Frontier Launchpad」を始めた。すでに製品を持ち、AIに投資している、あるいはAIを組み込んだ製品を作っている企業が応募でき、選ばれると両社の専門家から技術面と商業面の支援を受けられる。
Frontier Launchpad は、AI を軸にした企業向けの支援策だ。応募は現在受け付け中で、締め切りは 11 月 27 日。第 1 期の参加企業は 2027 年の初めに活動を始める予定とされている。
対象は英国かアイルランドに拠点を置くソフトウェア企業で、すでに顧客に提供している製品があることが条件になる。AI への投資や活用を進めている企業、販路を広げたい企業が想定されている。
参加企業は、Microsoft の AI 専門家、同社のクラウド市場(Marketplace)の助言担当、クラウド設計の担当者、Nvidia の技術者と接する機会を得る。Marketplace に製品を載せる準備や、Microsoft と組んで顧客に売り込む「共同販売」についての指導も含まれる。
道筋は二つに分かれ、一つは AI のプラットフォームとソフトウェア、もう一つは金融サービスと金融テクノロジーが対象だ。Microsoft の世界的なパートナー網を通じて、海外市場の開拓も支援される。
この枠組みは、前年に行われた「Agentic Launchpad」を土台にしている。目的は、AI 製品を試作の段階から、継続的に事業として成り立つ形へ移すことだと説明されている。
Microsoft 英国・アイルランド法人の Darren Hardman 最高経営責任者は、両国に革新的なソフトウェア企業が多いと述べ、Microsoft の AI 技術と Nvidia の技術力を組み合わせて新しい製品や事業の創出を後押しすると語った。Nvidia 側では、既存のスタートアップ向け技術支援「Inception」や、AI 研修を担う「Deep Learning Institute」が関わる位置づけだ。
大手 2 社が地域の企業に技術と販路をまとめて提供する形は、AI 製品を作る側にとって心強い一方、参加企業が両社のクラウドや市場に結びつく度合いも強まりうる。これは一つの見方であり、原文には参加条件の細部や費用などの記載がなく、分からない点も残る。
当面は、応募の締め切りと、2027 年初めに始まる第 1 期にどんな企業が選ばれるかが注目点になる。選ばれた企業が実際に新しい顧客や提携先を得られたかは、今後の発表を待つ必要がある。
大手の支援を受けて育つ AI 企業は、自社の選択肢をどこまで保てるだろうか。