8万1,000人が AI に望むこと

Anthropic の AI 意識調査

8万1,000人が AI に望むこと

  • 公表日: 2026-03-18
  • 対象: Claude の利用者 80,508人(159か国・70言語)

方法と対象

  • 2025年12月の 1週間、Claude.ai の全利用者に面接への参加を呼びかけた。
  • 聞き手は Anthropic Interviewer。Claude に面接の役を与えたもの。
  • 応じたのは 80,508人。159か国、70言語にわたる。
  • 自由に語る形の面接。答えは Claude を使った分類器で仕分けた。

AI に望むこと

  • 仕事で力を発揮したい 18.8%
  • 自分を変えたい 13.7%
  • 生活の管理を助けてほしい 13.5%
  • 時間を取り戻したい 11.1%
  • お金の面で自立したい 9.7%
  • 社会を変えたい 9.4%
  • 起業したい 8.7%

「自分を変えたい」の中身

  • 考える相手として組みたい 24%
  • 心の健康を支えてほしい 21%
  • 体の健康を支えてほしい 8%
  • AI との恋愛的なつながり 5%

望みは かなっているか

  • 81% が、AI が望みに一歩近づけたと答えた。
  • かなった中身は 生産性 32.0%、考える相手 17.2%、学び 9.9%。
  • 「まだ応えていない」は 18.9%。

心配していること

  • 当てにならない(誤り・作られた引用など) 26.7%
  • 雇用と経済 22.3%
  • 自分で決める力が弱まる 21.9%
  • 考える力が衰える 16.3%
  • 統治のあり方 14.7%
  • 1人あたりの心配は平均 2.3個。心配なしは 約11%。

良い面と悪い面は対になる

  • 学びを利点に挙げた人 33%。考える力の衰えを害に挙げた人 17%。
  • 時間の節約を利点に挙げた人 50%。見かけだけの生産性を害に挙げた人 18%。
  • 経済的な力を得る 28%。職を失う 18%。
  • 心の支えを重く見る人は、頼りすぎを恐れる割合が 3倍。

地域による違い

  • 世界全体で 67% が AI に前向きだった。
  • 心配なしは サハラ以南アフリカ 18%、中央アジア 17%、南アジア 17%。
  • 北米 8%、オセアニア 8%、西欧 9% の 約2倍。
  • 学びの重みは 中央アジア 14%、南アジア 13%。世界全体は 8%。
  • AI への評価を最もよく予測したのは、雇用と経済への心配だった。

何が言えるか

  • Anthropic は、これを大規模な質的研究という新しい社会科学の形と呼ぶ。
  • 調査や利用の分析は「何をしているか」を示す。自由な面接は「なぜか」に迫れる。
  • 役に立つことは本物である。問いは、害を抑えながら利点をどう得るかである。

出典

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